M・ストリープ「悪がはびこる」トランプ氏を再批判
 1月のゴールデン・グローブ賞授賞式で、トランプ大統領を批判するスピーチを行ったオスカー女優のメリル・ストリープ(67)に対し、トランプ大統領がツイッターで猛反撃。「ハリウッドで最も過大評価されている女優の1人」と批判するなど論争が注目されたが、米ピープル誌電子版は、ストリープが再び、1カ月ぶりにトランプ氏を批判したと報じている。



 ストリープは11日夜、ニューヨーク市内で行われたゲイ・レズビアン・同性愛者らの人権保護団体主催によるディナー・パーティーの席上、ゴールデン・グローブ賞授賞式でのスピーチと同様、トランプ大統領の名前は一切、口にしなかったものの、「”善良な男たちが何もしない時、悪がはびこる”というが、まさに真実ではありませんか?」と、トランプ批判の口火を切った。



 ストリープはさらに、「これらの重大な変化が、20世紀において真実として信じられているよりもさらに、途方もなく高くつくことに驚いてはいけない。誰もがそのことに完全に打ち負かされているわけではないことに、驚いてはいけない。しかし、私たちがこの不安定な瞬間を乗り越えたなら…彼の報復へと向かう破滅的な本能が、私たちを”核の冬”へと導かないなら、この大統領に感謝することになるでしょう。なぜなら、彼は私たちに、自由がいかに脆いものか気づかせたことになるのですから」と力強く語った。



 また、トランプ大統領による「最も過大評価されている女優」との批判に対しても、「その通り。私は最も過大評価されている女優であり、そして今は、同世代の中で最も非難されている女優です。でもここに招かれたのは、そのためでしょう?」とジョークを飛ばした。
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