選手のカミングアウトは過去最多!歴代で最もLGBTに寛容なリオ五輪
8月8日にはラグビー7人制女子ブラジル代表のイザドラ・セルーロ選手が、会場で同性パートナーからプロポーズを受け、受諾する一幕があった。



8月16日には、イギリスの競歩代表のトム・ボスワース選手(6位)が、パートナーにプロポーズしたことをツイッターで公表している。



また、男子飛込競技のイギリス代表であり、男子10mシンクロ高飛込で銅メダルに輝いたトーマス・デーリー選手は、そのイケメンっぷりと男性パートナーがいるという事実が日本でも話題になった。



カミングアウトしている選手が歴代で最多



ヒューマン・ライツ・キャンペーンによると、リオ五輪に出場しているカミングアウトしているレズビアン、ゲイ、バイセクシャルの選手は42人。もっと多いと伝えているメディアもある。



いずれにせよ、ロンドン五輪の23人を大きく上回り、歴代最多と言われている。

LGBT選手たちの結果



▼メダリスト



ラファエラ・シルバ(ブラジル):女子柔道57kg級金メダル



トーマス・デーリー(イギリス):男子10mシンクロ高飛込銅メダル

カール・ヘスター(イギリス):馬場馬術団体銀メダル

スペンサー・ウィルトン(イギリス):馬場馬術団体銀メダル



▼メダル確定:女子サッカー決勝戦進出8/20



カロリーネ・セゲル(スウェーデン)

ヘドヴィグ・リンダール(スウェーデン)

リサ・ダールクヴィスト(スウェーデン)



▼メダル圏内の選手たち



【女子バスケットボール準決勝進出8/19】

サイモン・オーガスタス(アメリカ)

ブリトニー・グリナー(アメリカ)

エンジェル・マコートリー(アメリカ)

エレーナ・デレ・ダン(アメリカ)



【女子ホッケー準決勝進出8/18】

マールチュ・パウメン(オランダ)

カルリアン・ディルクス・ファン・デン・フーヴェル(オランダ)

ヘレン・リチャードソン・ウォルシュ(イギリス)

ケイト・リチャードソン・ウォルシュ(イギリス)

スザンナ・タウンゼント(イギリス)



【女子フライ51?級準決勝進出8/19】

ニコラ・アダムズ(イギリス)



【女子ビーチバレー3位決定戦進出8/18】

ラリッサ・フランカ(ブラジル)



【テコンドー女子57kg級ベスト16進出8/18】

ジュリア・ヴァスコンセロス(ブラジル)

聖火リレー中にはこんな一幕も



8月4日、聖火リレー中のゲイカップルが立ち止まり、キスをする場面が写真に収められ、ツイッターで話題になった。



また、トランスジェンダーを公表している女性が、初めて聖火ランナーを務めている



歴代で最もLGBTに寛容なオリンピックとなったリオ五輪。2020年の東京五輪では、このタスキをどのような形で受け取るのか楽しみだ。
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