
ネバダ州議会で行った18歳の少年の証言が、同州の同性婚に賛成する投票結果となった翌日から話題となっている。
米国ネバダ州の10代の少年が、同性愛関係にある2人の母親について法律の観点から彼女たちが平等である理由を、悲痛な想いで証言した。
18歳のライリー・ロバーツは、ネバダ州議会に参列、涙まじりのスピーチを行った。
5月23日、ネバダ州議会は27対14の投票結果をもって、同州における同性間の結婚を推進する努力を行う決議が採択された。
映像の中で、ロバーツは以下のように述べている。
「僕はネバダ州のレノで18年前に生まれました。僕の人生には誰がいたと思いますか?母のパメラ・ロバーツとグレッチェン・ミラー、僕の愛する両親です。」
「初めて二本足で歩いた僕を見ていたのは誰だと思いますか?パメラ・ロバーツとグレッチェン・ミラーです。僕が初めて言葉を口にしたときに居合わせたのは誰でしたでしょうか。僕の愛する両親です。」
「僕が初めてサッカーボールを蹴ったときに一緒にいたのは誰でしょうか。僕の愛する両親です。何か必要になったときに話しかけることが出来る相手は誰でしょうか。僕の愛する両親です。」
「来月の学校の卒業式で、舞台の上を歩き卒業証書を受け取る姿を見るのは誰でしょうか。22年間連れ添った、僕の愛するレズビアンの両親です。」
また彼は以下の内容のことを述べている。
「人生という旅を通して、2人の母親はいつも僕と一緒にいてくれた。全てを通して僕を支援してくれた。」