同性間セックスの検索1位はパキスタン
同性間セックスに関してGoogle検索を行ったのが最も多かったのはパキスタンであることが、マザー・ジョーンズ誌の新たな研究により先日明らかにされた。



Googleトレンドのデータによると、「男性を犯す男性」、「ティーンのアナルセックス」、「シーメール・セックス」など、世界の他の国を抜いてパキスタンで現在最も頻繁に検索されているらしい。イスラム教徒が大多数のパキスタンは、同性間のセックス画像がケニヤに次いで多い国でもある。



2004年、「ティーンのアナルセックス」を検索したのが最も多かったのはアメリカであったが、今ではパキスタンがその座に君臨している。



アメリカのピュー研究所が行った最近の研究によると、パキスタンは同性愛に最も寛容でない国の一つであることが分かっている。同研究で、アンケートを受けたパキスタン人のたった2%しか「同性愛者は社会に受けいれられるべき」だという声明に同意しなかった。



「シーメール・セックス」の検索数が最も多かったは、概ね田舎でありイスラム教支配下にあるペシャワル地域であった。



以前にパキスタン議会委員をしていたファラナッツ・イスファーニ氏はマザー・ジョーンズ誌に対し、パキスタンが男性同士のセックスや恋愛に関して明らかに矛盾した態度を取っていると語っている。



多くがイスラム教徒のパキスタン人男性は、一方で、自分がゲイだとは思わずに同性と肉体関係を持つ。というのも、結婚という枠外で女性と交際するよりも楽だからである。



「真の愛は、私たちのほとんどがパートナーと見つけるものだし、場合によっては同性と見つけるもの。同性間で肉体関係を持つ既婚の男性は、ほとんどの場合、妻のことを子供の母親としか見ていない」と、イスファーニ氏は語る。



他方で、ゲイのアイデンティティを公に表現することは受け入れられていない。「彼らは自分の生き方をオープンに出来ないから、ポルノに走るんだ」と、イスファーニ氏は注釈を加える。



今週初め、パキスタンが『グリー(米国のドラマシリーズ)』に似たミュージカルTV番組を放映し始め、その内容が同性間のラブストーリーに終始しているというニュースに対し、同国のツイッターラーチで驚愕の感想が大半を占めている。



先月、あるゲイのパキスタン人は、同性間の握手やハグが友情の証しとして受け入れられているため、アメリカよりもイスラム教国で暮らす方が楽だと感じている、と述べている。

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